ケンタッキーのヴィーガンミート|味・匂いや日本での販売状況は?
ケンタッキーは代替肉を使ったフライドチキンである「Beyond Fried Chicken」を2022年に販売しました。
期間限定で発売された商品ですが、一体どのような味だったのでしょうか。
日本は販売対象地域ではなかったため、実際に味わってみた人は少なかったと推測されます。
もともとチキンが好きでヴィーガンに転向したなら、味や匂いなどが気になるでしょう。
「日本での販売見込みがあるなら1度試してみたい」と気にしている人も多いはずです。
そこで本記事では、ケンタッキーが販売したヴィーガンミートについて紹介します。
目次
ケンタッキーが発売したヴィーガンミートとは?
![](https://www.vegan-guide.net/wp-content/uploads/2022/12/image.png)
2022年1月10日、ケンタッキーフライドチキンは植物性代替チキンの販売を発表しました。
商品名は「Beyond Fried Chicken」で、日本語に訳すると「フライドチキン超え」です。
このBeyond Fried Chickenが販売されたのは2022年1月が初めてではありません。
- 2019年……カナダで1日限定販売を実施して5時間で売り切れ
- 2020年……複数の店舗で期間限定販売を実施して1週間で売り切れ
過去に行われたカナダ・アメリカでの試験販売ではいずれも好評で、短期間での完売を達成しました。
そこから2022年の全米での期間限定販売へと至っています。
Beyond Fried Chickenは100パーセント植物性の原料を使っている代替肉です。
ただし従来と同じグリルや調理場などが使われているため、厳格なヴィーガンやベジタリアンなどには適していません。
Beyond Fried Chickenにつく3種類のソースも、ヴィーガンには非対応となっています。
チキン・ソースともヴィーガン専用でないのは、まだ試験販売の段階であるからでしょう。
将来的にはヴィーガン専用として売られる可能性が高い商品だと考えられます。
「Beyond Fried Chicken」の味と匂い
植物由来の代替肉と聞くと、どうしても気になるのは味や匂いなどです。
どのくらい本物に近いか知りたいと考える人も多いのではないでしょうか。
実際にBeyond Fried Chickenを食べた人の感想では以下のような声が見られました。
- 香ばしい匂いがする
- 味は通常のチキンよりもチキンナゲットに似ている
- 独特の歯ごたえがある
- 衣がはがれやすい
通常のチキンよりも、どちらかといえばチキンナゲットに似ているとの声が多めです。
また「歯ごたえはあるものの、衣がはがれやすい」との意見もありました。
本物の肉ではないため、肉汁がにじむといったこともないとの感想も見受けられます。
「Beyond Fried Chicken」の原材料
Beyond Fried Chickenには原材料としてエンドウ豆のタンパク質の成分が使われています。
またBeyond Fried Chickenの大きな特徴として挙げられるのが、肉汁の再現です。
フライドチキンといえば、にじみ出る肉汁をイメージする人も多いのではないでしょうか。
Beyond Fried Chickenでは肉汁を再現するために、ココナッツオイル・圧縮キャノーラ油・ひまわり油などが使われています。
実際に食べた人によると、本物の肉汁とは少し違いがあるようです。
消費者の意見により、味・肉汁・食感などは今後も改良されていくものと考えられます。
「Beyond Fried Chicken」の価格
2022年に全米で販売されたBeyond Fried Chickenの価格は、6ピース入りで税抜6.99ドルです。
そのため1個あたりで計算すると、価格は約1.1ドルとなります。
サイズは通常のチキンナゲットよりも大きいため、アメリカでの販売価格は手ごろだといえます。
ただし現在は円安であることから、日本円に換算すると多少割高な商品であるといえるでしょう。
![](https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=2TT8QS+BE7SFU+3HMS+61JSH)
日本での「Beyond Fried Chicken」販売状況
![日本での「Beyond Fried Chicken」販売状況](https://www.vegan-guide.net/wp-content/uploads/2022/12/pedestrians-g091b6e40b_1280-1024x678.jpg)
2022年12月現在、日本のケンタッキーでは代替肉を使った商品が販売されていません。
Beyond Fried Chickenはアメリカでも期間限定での発売でした。
ただし近年は日本でもヴィーガンミートは大きな注目を集めている存在です。
そこでヴィーガン対応のメニューを置いているファストフード店も増えてきています。
全米での販売で好評だったなら、いずれ日本でも入手できるようになる可能性はあるでしょう。
日本での販売も期待されるケンタッキーの「Beyond Fried Chicken」
![日本での販売も期待されるケンタッキーの「Beyond Fried Chicken」](https://www.vegan-guide.net/wp-content/uploads/2022/12/kawamuraIMGL4515_TP_V-1024x682.jpg)
製造工程的には厳格なヴィーガン対象ではないものの、Beyond Fried Chickenは代替肉を使った商品です。
2022年に販売されたBeyond Fried Chickenは、未発売ながら日本でも多くの注目を集めました。
それまでとは違い、売り切れないよう販売拡大に向けて体制を整えたうえでの販売です。
やがては期間限定ではなく、ヴィーガン対応の商品として常時店頭に並ぶ可能性も高いと考えられるでしょう。
植物肉市場は現在も成長を続けており、今後も世界的にさらなる拡大が見込まれています。
そんななかで、ケンタッキーの代替肉商品は日本での発売も期待されている商品です。
将来的に日本での販売が始まったら、ぜひ実際に試してみてはいかがでしょうか。
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